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  • 3月11日の東日本大震災による発生した東京電力の福島原子力発電所のトラブルは、大気中に放出する放射能による大気汚染は、原子力発電所を中心とする地域ばかりでなく、それ以上離れた地域でも大気ばかりでなく土壌や学校の運動場まで放射能汚染が広がっている。TVの映像を見ていると壊れた原子力発電所から白煙が大気に向かって放散してみえる。あの白煙は放射性元素を含む蒸気なのである。震災発生以来、この白煙は途絶えることなく放散しているのであるから、放射性元素による大気汚染は、発電所付近ばかりでなく、日本の各地の上空に浮遊している。おそらくは、中国大陸、韓国、ロシアの上空まで飛散していると考えられる。大気中の放射性元素は、海からの風により山林地帯までとどき、福島県内の野菜や山菜、牧草が汚染されるばかりでなく神奈川県の足柄茶も放射能汚染されていることが分かった。

    毎日のニュースでも承知のように、原子力発電所の核燃料の温度上昇を抑制するために、原子炉内の圧力容器内へ大量の水を注入してきたが、圧力容器内に水は蓄積していないことが分かった。圧力容器に注入したはずの水が溜まっていないということは、圧力容器に穴があり、漏水し、海水へ通じている。海水も原子炉内の放射性物質も存在しているから、海水が放射能汚染してしまった。この放射性元素を含む海水はプランクトンや微生物に摂りこまれることになる。放射性元素に汚染されたプランクトンや細菌は、稚魚や成魚に摂取され、さらに放射性元素は、大形魚や成魚が食べ、放射性元素をもつ魚は放射性元素によって汚染された魚類を人が食べることになる。ついに、シラス干しのシラスも放射性元素により汚染されてしまった。海に流出した放射性元素の食物連鎖をまとめると、次のようになる。

    水俣病は苛性ソーダを作る工場から排出された水銀を食物連鎖により魚が水銀汚染した魚を食べ、それを食べた人間が水銀中毒の症状となったのである。

    茶や山菜の放射能汚染は、大気中に飛散した放射性元素が、海からの風で森林に移り、それに付着した放射性元素は、雨とともに茶畑やその他の田畑に降りて、土壌の放射性元素の汚染が起こる。土壌から地中に浸透した汚染水は、やがて川に通じる。大気中の放射性元素は雨とともに大小の河川に吸い込まれる。ここで食物連鎖が起こる。

    海水中の放射性元素

    植物性プランクトン→動物性プランクト

    海藻→貝類・ウニ

    底性に沈殿した放射性元素→底性物質→底性魚(ヒラメ・アンコウなど)

    海の森・陸の藻
    東日本大震災以前は、三陸地方はカキ、ホタテ、ホヤの養殖の盛んなところであり、ワカメの養殖、ギンザケの養殖が行われていた。3・11の津波により養殖の生け簀や網は全て海底に沈んでいる。震災2ヶ月後になり、養殖の復活に向けて海底に沈んだ生け簀の装置、網、瓦礫などを除去し、できるだけ早めの復興に努力している。震災前は、養殖するためには三陸の海をきれいにし、水生生物が生育しやすい環境にしなければならないということから、陸上の森林地域の改善による海水への栄養分の補給、養殖海域の環境の海藻生育や水質の改善が、養殖の対象としている魚介類の順調な養殖が可能になることが分かり、養殖業者は森林の育成、養殖海域の環境に努めてきた。それが3・11の大震災により養殖不可能の環境となってしまった。現在、「東北の被災地復興のための森と陸の森づくり運動」を知り、地道な運動であるが成功することを願っている。海の中の海藻は、食物連鎖の基盤となる。震災前から良質のワカメの養殖によい環境をつくり、ワカメの生産が順調に展開すれば、カキ、ホタテ、ホヤの養殖も徐々に順調な展開をみせるはずである。すでに、カキの種苗を付着させるためのホタテガイの殻を重ねて採苗器を養殖用のいかだを吊るし始めている。途中の作業も順調に進み、赤潮などの被害がなく、数年後の10月以降には美味しいカキが出荷されることを祈っているところである。
  • 2011年3月11日の東日本大震災に伴い発生した津波は、現代の原子力産業の福島第一原子力発電所(原発)も多量の放射能流出という危機的な状態にまで追い込んでしまった。

    原子力発電所を中心に半径30km以内の住民には、放射線による被曝を受けないように幾つかの段階の避難指示がでて、恐怖・体調不良・苦痛を伴いながら地域ごと避難するという前代未聞の状態となった。

    マスコミの中の現状報告や解説では、「放射性元素」(とくに、ヨウ素131、セシウム134、137)という言葉がでてくるので、その基礎知識を述べる。

    元素は特定の原子番号をもつ原子によって構成されている。原子の中心にある原子核は、陽子と中性子が核力(かくりょく)によって結合して複合粒子もっている。これが質量数の大部分を占めている。原子番号は核内の陽子の数を示すが、中性子の数によって質量数が異なる。これを同位元素といっている。同位元素の中でも放射能をもつ元素を放射性同位元素またはradioisotope(RI)といっている。

    今回、問題になっているヨウ素は、自然界(とくに海水や昆布)に存在するヨウ素の原子番号は53で、質量数127のみが安定である。放射性を放出するヨウ素にはヨウ素129(質量数が129。ヨーロッパの海水が放射能汚染されたときの放射性物質)、ヨウ素131(質量数が131。福島第一原子力発電所から放出)がある。(放射能とは、放射性元素の原子核が自発的に放射線を放出して崩壊する性質をいう。)

    ヨウ素と甲状腺
    今回の福島第一原子力発電所の日本ばかりか世界の人々を震撼させるトラブルの一つに放出されるヨウ素131がある。ヨウ素は私たちの甲状腺ホルモンの重要な成分である。甲状腺ホルモンは私達の体内での代謝を促進・調整する働きがある。放射性ヨウ素131が体内に取り込んだ場合、甲状腺に集まり、ベータ線による甲状腺被爆が問題となる。すなわち、飲料水や飲食物とともに、放射性ヨウ素131を体内に取り込んだ場合には、ベータ線による被曝がおこり、甲状腺腫瘍に罹患する可能性がある。旧ソ連(現、ウクライナ)のチェルノイブリの原子力発電所の事故の時(1986年)に被爆した当時の幼い人々中には、成人になっても甲状腺腫瘍に罹患し、苦しい生活を過ごしている方も多いと聞いている。ロシアのエアラインのウラジオストックやハバロフスクと新潟の間の便の利用者がいないことから、当分の間、この便がないということは、チェルノブイリの原発事故の恐怖があるからであろうか。中国へ日本の食品や化粧品を輸出する際に、放射性元素は安全であると証明が必要らしい。
  • 福島県民は、東日本大震災により地震・津波からの復活、放射能とその風評被害に悩んでいる。現在のところ福島原子力発電所のトラブルによる出荷制限、摂取制限の対象となっているのは、野菜類(とくに葉菜類)、魚介類と牛乳である。

    ところが発電所から太平洋沿岸へ流出しているのは高濃度の放射性ヨウ素131である。消毒や薬品に使う自然界のヨウ素は、海岸近くで汲み上げたときに「昇華(しょうか)」(固体が液体にならずに気体になること、逆に気体が液体にならずに固体になること)によって生じたヨウ素である。

    ヨウ素は海水中にも存在し、魚介類にも存在する。食品のミネラルの分析値をみると海産生物にはヨウ素を含み、陸上の植物や動物には存在していないことがわかる。

    放射性ヨウ素131の半減期は8日で、30日たてば消えるといわれているが、発電所から多量の放射性ヨウ素131が流出すれば、沿岸の海藻類は海水中の放射性ヨウ素131を摂取することになる。放射性ヨウ素を含む海藻を貝類やウニなどが食べる。放射性ヨウ素131が海に流出しても海流や波で拡散し、希釈されるから人体にも魚介類にも悪い影響は及ぼさないといわれているが、高濃度の放射性ヨウ素131の流出のようであるから、長期に、そして広範囲に放射能汚染の有無を観察していかなければならない。半減期が2.06年のセシウム134、半減期30年の137も同時に流出しているので、海藻も付着しているか、海底に蓄積し、さらに貝類やカレイなどの底性魚の体内に移行して蓄積していると推察されている。

    食事とストレス
    私たちの体には意志と無関係に、内臓・血管・分泌腺などの機能を自動的に調節する神経系がある。この神経系は自律神経といい、「無理な生き方」は、交感神経の緊張を持続する生き方であり、「らくな生き方」は副交感神経が優位な生き方であるといわれている。興奮に関与している交感神経の働きが過剰の場合、睡眠やリラックスしているときには副交感神経が過剰に働いたとしても、自律神経のバランスが崩れてしまう。食事やおやつを食べて消化活動が活動していることは、副交感神経の働きによる。すなわち、リラックスの神経である副交感神経の命令で消化が行われているのである。長時間労働や人間関係などのストレスは、交感神経の緊張を生み出し、胃潰瘍、大腸炎、がんなどの原因となっている。自律神経のバランスを崩さないためには、体によい適切な食事、食べ方、および適度な運動が必要なのである。肉・卵・牛乳などの動物性食品に偏った食生活を続けると、消化管が働く時間が短くなり、交感神経が優位に働き、玄米・野菜・きのこ・海藻のような食物繊維の多い食べ物は消化管を刺激し、ストレス解消に結びつくといわれている。疲労を感じない適度な運動は、自律神経のバランスを整えるのにも重要である。
  • NHKのラジオの毎週土曜日の早朝5時40分頃から「新語・流行語」の解説がある。最近、紹介された新語の中に「先ずご飯」「サラ飯」があった。

    「先ずご飯」は、「朝食を食べましょう」という意味である。小学校の食育の目的の一つに「早寝・早起き・朝ご飯」のキーワードがあるように、朝食の大切さは教えられている。その大切さの意味は、朝食で食べたコメの飯やパンの中の糖類は、腸内で消化・吸収され血糖すなわちブドウ糖となる。そのブドウ糖は、脳のエネルギーとなり脳の働きを活性化するからである。朝食で摂取したデンプンは、その日の会社での仕事始めの時間や学校でのその日の授業が始まる頃には脳のエネルギーとして働き始める。

    東日本大震災による東京電力の福島原子力発電所のトラブルによる電力不足から、出勤時間が早くなり自宅で朝食時間がないためか、カフェでのモーニングセットを利用するサラリーマンやOLが多くなった。とくに、20歳代〜30歳代のOLが、カフェでのモーニングセットの利用が目につくこの頃である。

    「サラ飯」は、サラリーマンの昼食の意味である。社員食堂の昼食風景は、決められたメニューを選び、同僚と話しながら食べる人、ひとりで食べることに専念する人などさまざまである。この風景から脱却したいというサラリーマンのわずかな願いから生まれた新語が、社外の食事処で食事をしながら世相を把握しようとする「サラ飯」であるらしい。

    グミキャンディーとコラーゲン
    コラーゲンは肌をケアする成分として宣伝されているが、体内に取り入れたコラーゲンが腸内のたんぱく質分解酵素によって分解されて、吸収され再び皮膚のコラーゲンとなるとは限らない。コラーゲンは動物に含まれているたんぱく質であり、たんぱく質分解酵素では分解されない。コラーゲンの名で利用されているのは、コラーゲンを加熱し、温かい水に溶けやすいゼラチンである。ゼラチンはパパイア(パパイア酵素)、キウイ(アクチニジン)、パイナップル(ブロメライン)などに含まれているたんぱく質分解酵素や体内のたんぱく質分解酵素の作用でペプチドやアミノ酸に分解する。体内で分解され生成したアミノ酸は吸収され、体のたんぱく質、ホルモン、酵素などの成分となる。キウイ、パイナップルを入れたグミキャンディーは、これらに含むたんぱく質分解酵素がゼラチンを分解するので弾力のあるグミキャンディーは作りにくいのである。ところが、牛や豚のコラーゲン組織には、コラーゲンと同時に加熱してもゼラチンにならない、たんぱく質分解酵素にも分解されないエラスチンというたんぱく質が含まれている。エラスチンが含むと、パイナップルやキウイに含む酵素にも分解されな硬い弾力のあるグミキャンディーができるので、パイナップルジュース入りグミキャンディーも商品化されているようである。
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