◆テーマ: 「なぜ日本人は『のし袋』を使うのか?」
◆講 師: 和礼文化研究家 和礼文化塾主宰 折形師 齋藤和胡氏
◆ 日 : 2018年10月3日(水曜日)
◆場 所: 小堺化学工業株式会社 地下MPホール
◆時 間: 18:30~20:30
◆概 要:
本日は、和礼文化研究家の齋藤和胡氏にご登壇いただきました。
1949年生まれの齋藤氏は、和礼文化塾を主宰、折形師としてもご活躍されていらっしゃいます。
イラストレーターとして、新宿高野・ロレアルなどの企業広告デザインに従事。アメリカのクリオ広告賞、「源氏香図・姫君達の色」家庭画報大賞。日舞藤間流、箏曲山田流、茶道裏千家、生花池坊、フラワーデザインなどの研鑽を重ねる。小笠原流礼法師範。現在、各カルチャースクール、ホテルイベントなどにおいて折形普及に従事。
知っているようで知らない伝承会のシリーズとして、折形・室礼と年中行事・マナー等男女ともに、たしなみとして学びました。
「 冠婚葬祭に欠かせない熨斗袋は、特別な紙や水引を使ってできていますが、その姿には日本人の思いやりの心を表す大きな秘密が隠れています。
その意味を知るとともに、簡単な鶴の姿のお年玉袋や旅館の仲居さんに渡す心付けの包みなども実習いたします。
麗しい日本の包みの文化を是非楽しんで頂けましたらと思います 」 (齋藤和胡)
WSとして、お正月に役に立つ鶴の姿のお年玉袋を制作体験をしました。折り紙ではない折形の基本を学び、久しぶりに参加者は紙との格闘でしたが、素敵な鶴を折ことができました。また、素晴らしい和紙でひと手間かけて先様へのお渡しができる包み方等、終了後は、素敵な紳士淑女へと変身した90分でした。