◆テーマ: 『後世に伝えたい歌舞伎について』
◆講 師: 明治大学名誉教授・公益財団法人三井文庫文庫長 由井常彦氏
◆日 時: 2018年11月7日(水曜日)
◆場 所: 小堺化学工業株式会社 地下MPホール
◆時 間: 18:30~20:30
◆概 要:
由井先生のご登壇は先生が骨折をされ、4月には叶いませんでしたが、お元気になられ本日無事講演会を開催できました。
今回で4度目のご登壇をお引き受けいただいた由井先生は、伝承会ではもうすっかりおなじみの分かりやすい解説で、参加者に今まで歌舞伎の世界を随分と広げてくださいました。
今まで女形・男形・歌舞伎座が新しく開場されたときのお話しなど幅広く講演、さらに本業の三井家の経営についてのお話までたくさんの事を先生から教えていただきました。
そこで今回は、由井先生に歌舞伎の世界のまとめてとして、先生のお考えを『後世に伝えたい歌舞伎について』という演目で語って頂きました。
先生ご自身が東京大学時代に学生歌舞伎を立ち上げられ、女形を務められたご経験があります。
役者経験のある由井先生ならではの「後世に伝えたい歌舞伎とは」を伺いました。
由井先生の話術も然る事ながら、現在の歌舞伎界の貴重な語り部としての、伝承会となりました。
先生ご自身が体験した歌舞伎についてのお話や後世の若い方々に知って頂き、継承して欲しいというお考え等を先生に大いに語って頂けた貴重な90分でした。